おやこそだちの会

富士市周辺で「はたらくママ」「親子で学ぶ」をキーワードに活動していきます。

影であそぼう!原倫太郎さんとのトークタイム

富士の山ビエンナーレ作品製作中に原倫太郎さんとランチトークを行いました。

富士の山ビエンナーレ実行委員長の谷津倉さんにもご参加いただき、開催の経緯などお伺いしました。原さんが参加してくれたお子さんをあやす場面もあり、楽しいお昼ごはんでした。

f:id:oyakosodachi:20181222123354j:image f:id:oyakosodachi:20181222123243j:image

影であそぼう!ワークショップでも、色んなことを聞いちゃいました。

f:id:oyakosodachi:20181222124544j:image

「アーティストってどんな人??」

お母さん達は、好奇心旺盛。興味津々。

ママだって、学びたい。新しいことに触れたい。

 

ランチトークとワークショップのトーク内容を、編集してみなさんにも、おすそ分け。おやこそだち流アーティストトークです。

お:おやこそだちの会参加者

原:原倫太郎さん(以下、敬称略)

 

お:ところで、おいくつなんですか?

原:みなさんより年上だと思いますよ。。。45です。

お:お若いですね〜(笑)

作品を作る時のインスピレーションは、突然降って湧いてくるんですか?

原:いえいえ。そんな降って湧いてこないですよ。例えば、今回のビエンナーレでも色々と下調べをして、イメージが固まるまで2週間くらいウンウンうなってました。富士市は製紙工場と富士山のイメージ。昔の製紙工場がプーリー(滑車)を使って動力を伝えている絵か何かを見て、今回の作品をイメージしました。

 

お:どうして、オランダの大学院に留学したんですか?

原:本当は、アメリカやイギリスに行きたかったんです。でも、費用が高くて。オランダは、英語で日常生活が送れるというところも大きかったです。

 f:id:oyakosodachi:20181222124608j:image

お:ヨーロッパのアート文化は、日本と違いますか?

原:街中に彫刻があったりして、日常的にアートに触れる環境にあります。

日本は古典的なアートは、好きな人が多いけれど、現代アートはまだまだ。

ヨーロッパ、アメリカだけでなく、中国でも現代アートの価値が高まっている。そういった点で日本は取り残されています。

 f:id:oyakosodachi:20181222124448j:image

お:子どもの頃は、どんな遊びをしていましたか?

原:プラレールや、野球したり、普通の子どもと同じでしたよ。工作は好きでした。ちなみに、木のコロコロ転がるおもちゃとかは、自分の作品と原理は同じですよね。

 

お:親御さんは、どんな感じでしたか?美術館に行ったりもしましたか?

原:実は、母親が日本画家で祖父は、絵本の絵を描いていました。でも、日本画って子どもが見に行ってもつまらない。美術館は、あまり連れて行ってもらいませんでした。

お:やっぱり環境って大きいですね。美術館に行かなかったというのは、意外でした。

 

お:うちの子は絵をあまり描かないんですが、やっぱり絵は描いた方が良いですか?

原:絵は描いた方が良いと思います。でも、別に絵でなくてもスポーツでも、工作でもなんでもいいと思います。僕も絵をあまり描きませんでした。

 

お:絵を描かないのに、美大に行ったんですか!?

原:実は、一般の大学を目指していたんです。学力が足りなくて難しそうだったので、方向転換しました。

美大ってどこも人気で、デッサンを2年は、やらないと難しいんです。けれど、僕は、小論文で入りました。

ちなみに、音楽は小さい頃からやらないとプロになるのが難しいですが、アートはいつからでも始められるんですよ。

お:なるほど〜。

 

原:逆にみなさんにお聞きしたいのですが、もし、お子さんが僕のような道を選ぶと言ったら、どうしますか?

お:私は、子どもがもう進路選択しているのですが、子どもが自分で考えてやりたいと言ったなら、応援してあげたいです。

原さんのように、ご自身の技術と感性で海外に出て行くというのは、これからの時代に必要なチカラだと思います。

原:大変ですけどね(笑)。

 f:id:oyakosodachi:20181222124629j:image

お:原さんは、海外での活動も盛んです。海外に積極的にチャレンジするチカラは、どこで培われたのでしょう?

原:やはり、オランダに留学したことが大きかったです。一度、海外に出ることで、次に海外に行くハードルが下がる。その経験を積み重ねることが次につながっていきます。海外に出ることで日本の良いところも、悪いところも見える。日本の中にいるだけとは、違いますよね。

 

お:原さんが今後、やってみたいことを教えてください。

原:今度、絵本を出します。日本語を機械翻訳して英語にして、また、機械翻訳で日本語にするという試みです。以前、かぐや姫でやったのですが、今回は「おむすびころりん」です。1月に発売しますので、興味のある方は、是非。あ、宣伝になってしまいました(笑)。

 f:id:oyakosodachi:20181222123559j:image

お:原さんの絵本、楽しみですね。

貴重なお話を、ありがとうございました。

 

原さんの自動翻訳で作る絵本は、コチラ↓ 

 https://kibidango.com/718

 

【参加者の声】親子で楽しむ富士の山ビエンナーレ「影であそぼう」

親子でたのしむビエンナーレ「影であそぼう」ワークショップに参加しました!

 講師は富士の山ビエンナーレ参加アーティストの原倫太郎さん。

世界で活躍するアーティストが富士市へ!

 ワクワクしながら会場へ。

 


まずは、おやこそだちの会代表のさくらさんから講師紹介、ビエンナーレについての解説がありました。

 f:id:oyakosodachi:20181204121750j:image


子どもたちに伝わるように、と思いのこもった紙芝居や地球儀が登場!さくらさんのやさしさが伝わります。

 

続いて、原倫太郎さんからの説明とデモンストレーション。

 f:id:oyakosodachi:20181205070834j:image 

いつも身近にある影


影はとっても不思議

作ったものが小さくても、遠くに写すと大きく写るんだよ! 

 

「へー!おもしろいねー!」

娘も興味津々です。

 いよいよ製作スタート!

 f:id:oyakosodachi:20181205070929j:image
画用紙に思い思いに絵を描いてチョキチョキチョキ!好きなところにパンチやカッターで穴を開け、色とりどりのセロファンを貼っていきます。

 f:id:oyakosodachi:20181205070957j:image
自分の作品が完成したら、

「まわり燈籠」と呼ばれる回転装置にぶら下げます。

 

みんなの作品が揃い、

部屋の電気を消して、

まわり燈籠のスイッチを入れると、、、

 

「わぁ〜!!!」

 f:id:oyakosodachi:20181205071038j:image

 その場にいた全員から、歓声があがりました。

 

キラキラした目で部屋中を回っていく影を追いかける子どもたち。

f:id:oyakosodachi:20181205071109j:image 


影を捕まえようとぴょんぴょん壁に向かって飛んでいる子も。

 f:id:oyakosodachi:20181205071121j:image
大人も、まわり燈籠の光と映し出される影にうっとりです。

 
何とも幻想的な光景に、

ずっと見ていたいなぁと心から思いました。

 


子どもたちにとっても、記憶に残る時間になったのではないかなぁと思います。

 

お忙しい中、ワークショップを開いて下さった倫太郎さん、素敵な体験をありがとうございました!

親子で楽しむビエンナーレ 「影であそぼう」

親子で楽しむビエンナーレ

「影であそぼう」

f:id:oyakosodachi:20181118225952j:image

 11/25(日)14:00〜16:00

参加費:1500円/親子1組
年少以上1名追加プラス500円
大人のみ1名:1000円
ワンドリンクつき

定員:15組

会場:富士本町 イケダビル
富士市本町8-4

ビエンナーレ作家、原倫太郎さんを講師に迎え、『影で遊ぶ』親子で楽しめるワークショップを開催します。

大人のみの参加もOKです。

持ち物 : ハサミ、カッター、セロハンテープ、マイカップ

主催 : おやこそだちの会
協力 : 富士の山ビエンナーレ実行委員会

☆申込方法☆
oyakosodachi@gmail.comに氏名、電話番号、参加人数をご連絡ください。

 

※ハサミなどで切る作業がありますが、保険には加入しておりませんので、ご自身の責任においてご参加ください。

f:id:oyakosodachi:20181117091245j:image

絵本ヨガ北海道胆振東部地震義援金のご報告

講師の近藤麻智子さん、おやこそだちの会代表本多が、北海道に縁があり、絵本ヨガで、北海道胆振東部地震への義援金募集を行いました。

 

1,1410円を被害の大きかった厚真町に寄付させていただきました。

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

『天神屋さま』絵本ヨガ協賛者ご紹介

天神屋さんが始めた『お日さまごはん教室』知っていますか?

自身も2人の子育て中、ママさん社員が考えた企画です。

 f:id:oyakosodachi:20181006050123j:image

 

実は、天神屋さんは子育て中のお父さん、お母さんの味方。イートインスペースを設けている店舗も多く、子ども用椅子、エプロンを用意している店舗も。土日は家族連れでにぎわいます。

f:id:oyakosodachi:20181006043133j:image

子育て世代にもっと、何かできることがないのだろうか?ヒントをくれたのは、お弁当の材料をつくる生産者さんでした。

無農薬にこだわった米栽培。古くからの製法にこだわった手火山式の鰹節。生産者さんの熱い思いを聞くうちに、作り手さんのことを次の世代にも伝えたい。そんな思いが芽生えます。

f:id:oyakosodachi:20181006043534j:imagef:id:oyakosodachi:20181006050903j:image

今年はすでに、田植え、流しそうめん、稲刈りを開催。季節を感じ、親子で食に触れ、笑って、おいしいねを言い合う時間は大好評。

f:id:oyakosodachi:20181006043719j:image

f:id:oyakosodachi:20181006043813j:image

f:id:oyakosodachi:20181006044153j:image
生産者さんを大切にしている天神屋さんだからこそ、実現した企画です。

日本の食文化、静岡の食文化に触れる機会を子ども達に届けたい。

まだまだ、やりたいことは盛りだくさん。
今後も楽しみな企画が続くようですよ。

 天神屋さんお日さまごはん教室の詳細は、コチラ↓↓

https://tenjinya.com/news/938 

 

絵本ヨガでご協賛いただいたジビエコロッケ、美味しかったですね!

https://instagram.com/p/BnNXMMsleD2/

 

一部の写真は天神屋さん公式サイトより転載いたしました。

 

 

『佐野菓子店さま』絵本ヨガ協賛者のご紹介

今年の春、富士市に新しいお菓子屋さんが誕生しました。

f:id:oyakosodachi:20180925183103j:image

名前は『佐野菓子店』新しくてなつかしい。
そんなお菓子を作りたい。

f:id:oyakosodachi:20180925183356j:image
店長さとみさんと、オーナーシェフ航太郎さんのお店です。

 

実は、おやこそだちの会、最初の親子向け企画は、オープン前の佐野菓子店との『20年後の思い出を作ろう』でした。

f:id:oyakosodachi:20180925183728j:image

バレンタインに開催したお菓子教室。子ども達にとっては、初めてのお菓子作り。20年後のその日は、きっと?子どもは親元を離れてどこかで誰かと一緒に過ごしている。
そんな時に、ふっと思い出せる幸せな味があるといいよな、と思いました。オープン前の忙しい時に、快く引き受けてくれたこと、ありがとうございました。

 

見慣れないコック帽に目をキラキラさせて奮闘する子ども達。

f:id:oyakosodachi:20180925182254j:imagef:id:oyakosodachi:20180925182607j:image

とお母さん。

f:id:oyakosodachi:20180925182703j:imagef:id:oyakosodachi:20180925183224j:image

優しく手を添えるさとみさんは、最近、お母さんになりました。

f:id:oyakosodachi:20180925182307j:image

なつかしくて新しい、佐野菓子店の味。きっと、20年後も。

f:id:oyakosodachi:20180925183316j:image

 

http://sanokashiten.i-ra.jp