【開催報告】みんなで考える「私」のはたらく(後編)
前編からのつづき
「理想の子育てのため、自分ができることは?このメンバーでできることは?」
という問いかけで、課題が一気に自分ごとに変換されます。
発信する、情報をシェアする、地域のイベントに参加する、などの声に続き、自分ができることを地域に還元する、学生さんや地域とつながる、パパママができることを子ども達に伝えると言った主体的な行動の話に。
見守りや挨拶など基本的なことが実はできていない、でもそれが地域のつながりを作っていく子どもを育んでいく環境につながるんだね。
「かっこいい親の背中を見せること」
なんてシビれるキーワードも。
親も学ぶ、コミュニケーションを鍛える、意見を言う。楽しそうな親の姿を見せることが一番!
親以外の大人との結びつき、相談できる大人がたくさんいること、出会えること。
『違いを認め合うこと』って全てにつながる大切なことなんだね。
班ごとの発表をまとめた跡部さんの図がこちら。話を聞きながら、その場で描いたとは思えないクオリティです。
最後の跡部さんからのレクチャーは、
「今後、10年間で無くなる仕事」の話からスタート。リストが映し出されると、会場がざわつきます。
刷り込みで作られる理数科嫌い。
経験不足による手先の不器用さが産む実験下手→理科嫌い。
大学で培う能力と社会の求める能力のズレ。
実生活はもちろん、入試でも主体性、多様性、協働性、考える力が問われる時代に。
これからの「はたらく」を考える上で参考になる情報満載のレクチャーでした。
最後に、もう一度ワークを見直して気づいたこと。
これからの「はたらく」に必要とされる力って、みんなが考える理想の子育て=「地域で、自分達ができること」とつながっている!!!
跡部さんと参加者のみなさんで作り上げたワークショップ。地域が、参加者が、ちょっとパワーアップした瞬間でした。
素敵なワークショップを開催してくださった跡部さん、本当にどうもありがとうございました。
講師の跡部さんの研究室は、コチラ↓