【開催報告】みんなで考える「私」のコミュニケーション
橋本恵子さん、通称「はしけいさん」によるコミュニケーションの講座を開催しました!
はしけいさんは、テレビ局の元アナウンス室長。現在は出向先のグループ会社で部長として腕をふるう管理職。高校生になる息子さんを育てながら、仕事に学びに全力投球しています。
コミュニケーションに留まらず、朗読、話し方、ワークライフバランスなどなど、得意分野は多岐に。講師としてもひっぱりだこです。
そんなはしけいさんの講座内容を少しだけおすそ分けしちゃいます。
仕事においても、家庭においても、コミュニケーションは最大のテーマ。
悩みも多種多様です。
部下とのコミュニケーション、自分の思いの伝え方、説得力のある説明、家庭内のコミュニケーション。感情の伝え方。
「どうして伝わらないんだ〜〜!」
そんな思いを持ったみなさんが講座の主役。
お腹の丹田を意識すること、ベクトルを考えた「声」についてのレクチャーの後は、参加者の自己紹介とお悩みを聞きながら、早速、はしけいさんの指導が始まります。
「語尾が甘い。少し低めのトーンに下げると説得力が増すよ」
「えーっと、が多かったのは緊張してるから?意識してみよう」
「一文が短くて聞きやすいね」
「高い音域もたまに入れると話が単調にならないよ」
「分かりやすいけれど、冷たく聞こえることも、少し工夫してみよう」
なんと、個別にアドバイスをもらえる贅沢な時間。他の人へのアドバイスも参考になります。みんな、メモメモ!
自己紹介の後は、
共通項探し、傾聴、笑顔のスイッチ
3つのワークを織り交ぜながら、コミュニケーションのツボをわかりやすく説明していただきました。
みなさんが特に印象に残った、とあげていたのが
「相手の頭の中で考える」
伝わるコミュニケーションは、相手が主役。
相手の知りたいことは何なのか?
相手に伝わる言葉って何なのか?
それを考えることがコミュニケーションの第一歩。まずは、相手を観察してみよう!
例として、部下の活躍ぶりを上司の好きなサッカーのポジションに例えて説明することで適切に評価してもらった話をお聞きしました。
これは、明日から使える!!
最後に、みんなで探した笑顔のスイッチ。
綺麗な空を見た
子どもの寝顔
美味しいものを食べた
新しい出会い
目玉焼がうまく焼けた
ほめられた
日々の中に転がっている「笑顔のスイッチ」を探していけば、みんなが笑顔でいれば、コミュニケーションは、もっとうまくいく。
学びが趣味で、年間100冊の本を読む読書家。講師としての力量だけでなく、はしけいさんの人としての深みに魅せられた、コミュニケーション講座でした。
講師のはしけいさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
開催にご尽力いただきましたきらり交流会議と富士市多文化共生・男女共同参画課のみなさまに感謝申し上げます。