おやこそだちの会

富士市周辺で「はたらくママ」「親子で学ぶ」をキーワードに活動していきます。

【開催報告】みんなで考えるワタシのボクのおこづかい

遅くなってしまいましたが、おこづかい講座のご報告をさせていただきます。

 

プログラミングに引き続き、昨年、ワークショップに参加していただいたお母さんが、やりませんか?と声をかけてくれたことがきっかけで小さな子どもを対象にしたおこづかい講座を開催しました。

 

講師はファイナンシャルプランナーの前田さん。前田さん自身、小さなお子さんのいるお母さんです。

 

これから、お小遣いを始めようと思っている家族、おさいふが欲しい!と言い出した娘。お母さん自身もお金について学んでみたい!そんなみなさんが参加してくださいました。

 

はじめにみんなでお金の価値について考えます。

受付でキラキラした折り紙の手裏剣を受け取った子ども達に、前田さんは普通の折り紙の手裏剣と交換してくれない?と迫ります。

みんな、もちろん『イヤー!』です。

じゃあ、いくつなら交換してくれる?

子どもたちは、うーむ、と考えます。

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キラキラの折り紙と普通の折り紙。同じ値段でも、入っている枚数が違うよね。どうして、違うのかな?

キャラクターのついたソーセージと普通のソーセージ、どっちが欲しいかな?

じゃあ、お金で買えないものって何だろう?

 

子どもたちに身近な例をあげて、物の価値と値段やお金についてわかりやすく説明してくださいました。

 

ゲームを始める前にもう1つ、子どもたちは、『魔法の言葉』ニーズとウォンツという概念を学びます

ごはんは?勉強の道具は?おもちゃは?

でも、ニーズとウォンツは、人によってもタイミングによっても変わるものなんだよ。

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小さな子どもでもニーズとウォンツっていう考え方が分かるんだなぁ、とびっくりした、というお母さんもいらっしゃいました。

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おこづかいは、お父さんお母さんのがんばりをわけてくれたもの。

こんな言葉、親としては嬉しくなってしまいますね。

 

そして、おまちかねの『おこづかいゲーム』です。子どもたちは、手持ちのお金をおこづかい帳に記録しながら、すごろく方式のゲームを進めます。

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まだ、早いかな?なんて思っていたけれど、小さな子どもでも、ちゃんと説明すればおこづかい帳をつけることができるんですね。

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ゲームの中でも、お金は両手で受け取ること、など、お金に対する感謝の気持ち、たいせつなんだよ、ということを教えてくれた前田さん。

 

学校では習った記憶がない、家庭では教えづらい、そんなお金のことをわかりやすく伝えてくださり、ありがとうございました。

 

参加者の方から、講座の後も『ニーズ』と『ウォンツ』使ってます!という嬉しい報告、いただいていますよ。