【開催報告】「性」について話してみよう
「性」について話してみよう
〜親子で股、話したくなる話〜
を開催しました。
富士市の菜桜助産所の助産師、堀田さん、迫川さんによる、とても楽しくアットホームな会となりました。
子ども向けのお話では、
赤ちゃんはどうやってできるの?
どこから生まれてくるの?
お母さんの体とお父さんの体の違いは?
子ども達の素朴な疑問に対して正しい知識を優しい言葉でわかりやすく説明してくださいました。赤ちゃんの大きさや重さを模した人形をとっても大切そうに手のひらにのせていた子ども達。何を感じていたのでしょうか?
後半は、親同士のお話をたっぷりと。
突然、「どうやってお腹に赤ちゃんが入るの?」と聞かれても、親の心の準備が出来ておらず、はぐらかしてしまった。でも、聞いてくれたのはあの一度きり。準備しておけば良かった!
女の子に、パパみたいにちんちん生えてくるの?って、聞かれたら?
→聞かれたことに対し、今の子どもが理解できる範囲で科学的に正しい知識を伝えて良いと思う。
兄弟で馬乗りになって遊んでいるとき、気持ちいいと感じてるようだった。どうしたら良いか迷って、遊びを止めてしまったけれど、どうすれば良かったのでしょう?
→子どものうちは大人と同じような性的な快感というよりも、物理的な快感(肩をたたかれているような)だと言われている。
違う遊びなどで気をそらしても良いし、そこは〇〇君のプライベートゾーンだから、乗っちゃいけないよ、と頭から否定しないでやんわり伝えてあげるのも。
体験をベースにお話をしたり、アドバイスをいただいたり。
性のあり方が多様化している社会背景を踏まえ、助産師の堀田さんからは、こんなお話がありました。
今日は、お父さんと同じ身体の人、お母さんと同じ身体の人と表現することに留意しました。
性の話は、子の発達段階によって、教える度合いが違うし、正解がありません。だからこそ、みんなで一緒に考えるという時間を持つことが大切です。
大人がお話ししている間、子ども達はナプキンで簡単な実験を。どうやって使うのかなぁ?やわらかい。たくさんお水を吸うね!ふくらんだ!と興味津々でした。
♪♪今回、企画してくれたhitomiさんの感想です。
私は子どもに生理を見せられずに?見せるものなのかな?
と疑問に思いつつ生理の時はお風呂を子どもと別々にしていました。
娘には伝えたいけど、息子には伝え方が分からない、そこで今回のお話会をお願いしました。
助産師さんが父親と母親の体の役割りを説明。
生理は『赤ちゃんを育てるベットの入れ替えで血が出る』と表現されていて普段目にする『トイレの汚物入れ』とは比べ物にならない、優しく温かい言葉だと感じました。
今後、性犯罪から身を守るために必要なプライベートゾーンのお話で『親だからプライベートゾーンも見せる』と思っていましたが『親でも不快ならプライベートゾーンは守っていい』その言葉に救われました。
アダムとイブの話までさかのぼるような性の世界、多様化する恋愛の形、体と心の成長、子供が生きていく道は沢山あるなと感じました。
性について話すとても貴重な体験でした。家で息子は父親に性器の洗い方を熱弁していました。
今回、性について話すきっかけが出来きたので、肩の荷が降りました。
ありがとうございました。