【開催報告】やさしさの輪をつなごう〜多様性ってなあに?〜
10/22(土)富士市松野にある月のおうちさんの木のぬくもりあふれる空間で、親子で参加できる筆談ワークショップを開催しました。
会場に足を踏み入れた瞬間から、大人も子どもも、おしゃべりはストップ!静かな空気の中、イラストと文字を使って今日のワークショップの内容説明が始まります。
参加者はまず、自分と向き合い、ワークシートをかきかき。みんなで見せあっこしてから、参加者同士が、大きな紙に向かって筆談でおしゃべりを始めました。
はじめはぎこちなかった子ども達も、びっくりするほど饒舌に文字や絵でおしゃべり。
どうしても、話したくなったら、隣の託児ルームに遊びに行ったり、戻ってきたり。
その後は、講師の山本さんから、耳が聞こえない人にも色々なタイプがいることを教わりました。山本さんは、耳は聞こえないけれど、スマートフォンの音声入力で相手の言葉を読み取り、自分は声で話をします。手話で話す人、相手の口の動きを読み取って話をする人、色々なタイプの人がいる。そんな話に子ども達は、しっかり耳を傾けていました。
後半は、大人のみでも参加OKの会。高校生、ご夫婦、留学生、ママ。年も性別も国籍も異なるメンバーで黙々と大きな紙に向かいました。人見知りでも、初対面でも、筆談だと臆することなく深い話までできてしまうのが、フシギ。
参加者のみなさん、企画してくださった月のおうちの浜田恵子さん、ムクモリの山本和子さん素敵な時間をありがとうございました。
参加者のhitomiさんのコメントをご紹介します。
ー☆ー☆ー☆ー☆ー
小学一年生の息子は、身体が不自由な方を凝視します。
そして不思議そうな顔をして私に質問します・・・
普段の生活で自分が基準だと思っているようです。
ちょっとだけ多様性について学べたらと「平和とやさしさの輪をつなごう」に参加しました。
筆談が始まると、息子は託児ルームでワイワイ遊んでいました。
そのお陰で??
私は筆談を楽しめました。
一つ一つの筆談は穏やかで、声でのコミュニケーションは焦っていたなと、感じました。
漢字の間違いや、癖のある字なんて気にせず「紙に書いて伝える」それは絵でも文字でも心がこもっているから伝わり、心が温かくなりました。
私も息子も多様性について経験も少なく、未熟ですが、一緒に視野を広げていきたいなと思いました。
by hitomi
この講座はきらり交流会議、富士市市民活躍・男女共同参画課との共催で
「富士発 女と男(ひととひと)のフォーラム」
として開催しました。